保護者の反乱。秋の陣。 [いとしの殿下&姫君]
前回の続きです。
すったもんだありましたが、姫君のメガネ生活もなんとか軌道に乗りはじめ、
運動会も無事に終了し、またもとの落ち着いた生活を取り戻しつつあった、とある午後。
ツキヒメはお仕事をしてました。
すると「ツキヒメさん、お客さんですよ~」と同僚の声で顔を上げると、
カウンター越しに知っている顔が。。。
客人は、姫君と同じクラスの子のお母さんのハイさん。
上のお子さんが殿下と同じクラスだったこともあり、ハイさんとも実質お付き合い3年目。
3年目ではありますが、あまりお母さん同士の関係は密ではないので、そこまで深くは
おしゃべりはしたことはありません。
そして、ハイさんもツキヒメも、担任K先生との関係は3年目突入。
「お仕事中に、ホントにすみません。」とペコと頭を下げられ、あわててツキヒメもペコペコ。
通路脇の椅子をすすめ、話をし始め・・・。
「ツキヒメさんとこも3年目だし、話せるかなと思って、ご迷惑と承知で押しかけてきちゃいました。
今年は役員もしてらっしゃるし、お話を聞いてもらおうと思って・・・。」
(保育園の方でも、ツキヒメ家はダンナが副会長にならされてなっております。)
「・・・。」
「ツキヒメさんは、K先生のことをどう思ってますか?」
「・・・」
いやあ、噴き出す、噴き出す
ツキヒメは、K先生に対するうっぷんは、姫君の担任になってからだったのですが、
聞けばハイさんは、3年前からずっと・・・らしい。
ハイさんいわく、同じように不満を抱く親は他にもいるらしい。
去年(殿下が年長の時)は、卒園時にK先生を囲んでの謝礼会で、和気あいあいと盛り上がってたのに、
その実は、こんなに不満ドロドロな世界があったなんて・・・
・・・オンナって怖い
「もう、私、文句をぶちまけてしまいそうで・・・。でもそうなると、子どもへの風当たりも怖くて。
どうしたらいいのか・・・。」
ツキヒメも(程度の差こそあれ)不満はあったので、気持ちは理解できました。
「とりあえず冷静に作戦を練りましょう。」と言って、その場はお帰りいただき、夜、さっそくダンナに報告。
ダンナはおもっきりひいてましたが、なまじっか副会長なんて肩書きももらっちゃってますので
知らんぷりもできず、ハイさん襲来の翌日の夜、ツキヒメとともにハイさん宅へ。
ハイさん家に行くと、ハイさんの隣に住むフィールドさんの奥さんも来てました。
(フィールドさんも、同様にK先生とは3年目のお付き合い。そしてご主人は昨年の保護者会会長。)
いやあ、4人で話す話す。
何を話したかよく分からないような時間が過ぎ、とりあえず場所を変えてきちんと話し合おう。
お題は、「保護者のこの気持ち、どう保育園(K先生)に伝えるか?」
フィールドさん盛り上がって、「私、公民館の会議室予約しておきますっ!!!」
おいおいおい・・・
周りが盛り上がってくれたために、ツキヒメ自体は怒りは静まりつつあったのですが
(こういう時って、怒りの感情は反比例しますね)ここまでくると、事も大きくなり、後戻りもできず・・・。
数日後、指定された日時に公民館へ。
なんか…新撰組の目を盗んで、倒幕を企てる攘夷の集団のようです(笑)
会議室には、ハイさん、フィールドさん(夫妻)の外に、うさぎさん(夫妻)、クローバーさん
そしてツキヒメ夫婦の合計8人の大人。
「はい、これ、今日のレジュメです。」とニコニコとプリントを渡してくるフィールドさん。
もう気合い入りまくりですf(^^;)
平日の夜なんで、子守りが確保できなかった家庭は、子連れで参加。
もうワーワー、ギャーギャーです。
楽しく遊ぶ子ども達同室で、保育園への苦情直訴の作戦を練る親たち。
なんかシュールで、けしていい風景ではありません
●先生から洋服をからかわれたために(多分当の先生はそんなつもりじゃないと思う)
お気に入りだった洋服を着ていかなくなった。
●ケンカした両方に非があるのに、うちの子だけ一方的におこられた。
●うそつきよばわりされた。・・・・等々。
なんか一つ一つはたいしたことないけど、関係がよくないとすべてがつっかかるというか・・・。
もちろん、うちの持ちネタ(?)は前回書いたメガネの話でした。
とにかく、保育園(K先生)に伝えたいことは、
・園からの連絡が、お帰りの時に対応する先生でまちまち。
当然親の認識のバラバラで、結果、子どもがK先生に小言を言われている。
・家庭に注文があるなら、親に直接言ってほしい。
・(K)先生に非がある場合でも、先生はそれを絶対に認めない。
・担任と保護者との意見を交換できる場を提供してほしい。 などなど。
なんか、みんな顔が険しくて、自分の意見一つ一つが相手にどう伝わるのかどう受け取られるか
見えない部分もあり、非常に神経を使った会合でした。言葉ってホントに怖い。
とにかく、ばらばらワーワー言ってても仕方がないので、後日ツキヒメ夫婦が保育園に行き
園長先生に話をしてくるということになりました。
*********
後日、二人して保育園へ。
対応してくれたのは、園長と保育主任の先生。
K先生はいませんでした。(ほっとしたというか、なんと言うか・・・。)
話の中では、個人名は一切言わず淡々と意見を言いました。
(とはいっても、年中組の保護者が、平日の昼に時間休取ってやってきているのだから、
ターゲットがK先生ということは、皆分かっているところです。)
園長としては、自分の娘が言われているのだから複雑だったでしょうが、冷静に対応してくれました。
*********
1ヵ月後。
保育園の対応はすばやく、プリント配布やら懇談会開催やら、いろいろな「答え」が返ってきました。
しばらくはK先生との関係もぎこちなかったのですが、今では随分元通りになってきました。
(連動して、カチカチくる言葉も戻りつつありますが、まあ許容範囲です(笑))
まあ、なんにしても、ハイさんの表情は明るくなり、腹を割って話し合ったため、お迎えが重なった時も、
ニコニコと会話を交わすようになりました。(以前は挨拶程度しか交わさなかった。)
園長先生からも、「意見があればどんどん教えてください。中にいると分からないことも多いので。」と
言ってもらい、園との関係を崩すことなく、一応解決したのでほっとしてます。
この先時間がたつと、また問題は再燃焼してきそうですが、とりあえずはメデタシメデタシ
保護者は怖い。預ける側と関係がこじれると、危険きわまりない。
そして、保護者間の関係も細心の注意を払う必要がある。
↑
今回のことで、あらためてツキヒメが学んだことです
すったもんだありましたが、姫君のメガネ生活もなんとか軌道に乗りはじめ、
運動会も無事に終了し、またもとの落ち着いた生活を取り戻しつつあった、とある午後。
ツキヒメはお仕事をしてました。
すると「ツキヒメさん、お客さんですよ~」と同僚の声で顔を上げると、
カウンター越しに知っている顔が。。。
客人は、姫君と同じクラスの子のお母さんのハイさん。
上のお子さんが殿下と同じクラスだったこともあり、ハイさんとも実質お付き合い3年目。
3年目ではありますが、あまりお母さん同士の関係は密ではないので、そこまで深くは
おしゃべりはしたことはありません。
そして、ハイさんもツキヒメも、担任K先生との関係は3年目突入。
「お仕事中に、ホントにすみません。」とペコと頭を下げられ、あわててツキヒメもペコペコ。
通路脇の椅子をすすめ、話をし始め・・・。
「ツキヒメさんとこも3年目だし、話せるかなと思って、ご迷惑と承知で押しかけてきちゃいました。
今年は役員もしてらっしゃるし、お話を聞いてもらおうと思って・・・。」
(保育園の方でも、ツキヒメ家はダンナが副会長に
「・・・。」
「ツキヒメさんは、K先生のことをどう思ってますか?」
「・・・」
いやあ、噴き出す、噴き出す
ツキヒメは、K先生に対するうっぷんは、姫君の担任になってからだったのですが、
聞けばハイさんは、3年前からずっと・・・らしい。
ハイさんいわく、同じように不満を抱く親は他にもいるらしい。
去年(殿下が年長の時)は、卒園時にK先生を囲んでの謝礼会で、和気あいあいと盛り上がってたのに、
その実は、こんなに不満ドロドロな世界があったなんて・・・
・・・オンナって怖い
「もう、私、文句をぶちまけてしまいそうで・・・。でもそうなると、子どもへの風当たりも怖くて。
どうしたらいいのか・・・。」
ツキヒメも(程度の差こそあれ)不満はあったので、気持ちは理解できました。
「とりあえず冷静に作戦を練りましょう。」と言って、その場はお帰りいただき、夜、さっそくダンナに報告。
ダンナはおもっきりひいてましたが、なまじっか副会長なんて肩書きももらっちゃってますので
知らんぷりもできず、ハイさん襲来の翌日の夜、ツキヒメとともにハイさん宅へ。
ハイさん家に行くと、ハイさんの隣に住むフィールドさんの奥さんも来てました。
(フィールドさんも、同様にK先生とは3年目のお付き合い。そしてご主人は昨年の保護者会会長。)
いやあ、4人で話す話す。
何を話したかよく分からないような時間が過ぎ、とりあえず場所を変えてきちんと話し合おう。
お題は、「保護者のこの気持ち、どう保育園(K先生)に伝えるか?」
フィールドさん盛り上がって、「私、公民館の会議室予約しておきますっ!!!」
おいおいおい・・・
周りが盛り上がってくれたために、ツキヒメ自体は怒りは静まりつつあったのですが
(こういう時って、怒りの感情は反比例しますね)ここまでくると、事も大きくなり、後戻りもできず・・・。
数日後、指定された日時に公民館へ。
なんか…新撰組の目を盗んで、倒幕を企てる攘夷の集団のようです(笑)
会議室には、ハイさん、フィールドさん(夫妻)の外に、うさぎさん(夫妻)、クローバーさん
そしてツキヒメ夫婦の合計8人の大人。
「はい、これ、今日のレジュメです。」とニコニコとプリントを渡してくるフィールドさん。
もう気合い入りまくりですf(^^;)
平日の夜なんで、子守りが確保できなかった家庭は、子連れで参加。
もうワーワー、ギャーギャーです。
楽しく遊ぶ子ども達同室で、保育園への苦情直訴の作戦を練る親たち。
なんかシュールで、けしていい風景ではありません
●先生から洋服をからかわれたために(多分当の先生はそんなつもりじゃないと思う)
お気に入りだった洋服を着ていかなくなった。
●ケンカした両方に非があるのに、うちの子だけ一方的におこられた。
●うそつきよばわりされた。・・・・等々。
なんか一つ一つはたいしたことないけど、関係がよくないとすべてがつっかかるというか・・・。
もちろん、うちの持ちネタ(?)は前回書いたメガネの話でした。
とにかく、保育園(K先生)に伝えたいことは、
・園からの連絡が、お帰りの時に対応する先生でまちまち。
当然親の認識のバラバラで、結果、子どもがK先生に小言を言われている。
・家庭に注文があるなら、親に直接言ってほしい。
・(K)先生に非がある場合でも、先生はそれを絶対に認めない。
・担任と保護者との意見を交換できる場を提供してほしい。 などなど。
なんか、みんな顔が険しくて、自分の意見一つ一つが相手にどう伝わるのかどう受け取られるか
見えない部分もあり、非常に神経を使った会合でした。言葉ってホントに怖い。
とにかく、ばらばらワーワー言ってても仕方がないので、後日ツキヒメ夫婦が保育園に行き
園長先生に話をしてくるということになりました。
*********
後日、二人して保育園へ。
対応してくれたのは、園長と保育主任の先生。
K先生はいませんでした。(ほっとしたというか、なんと言うか・・・。)
話の中では、個人名は一切言わず淡々と意見を言いました。
(とはいっても、年中組の保護者が、平日の昼に時間休取ってやってきているのだから、
ターゲットがK先生ということは、皆分かっているところです。)
園長としては、自分の娘が言われているのだから複雑だったでしょうが、冷静に対応してくれました。
*********
1ヵ月後。
保育園の対応はすばやく、プリント配布やら懇談会開催やら、いろいろな「答え」が返ってきました。
しばらくはK先生との関係もぎこちなかったのですが、今では随分元通りになってきました。
(連動して、カチカチくる言葉も戻りつつありますが、まあ許容範囲です(笑))
まあ、なんにしても、ハイさんの表情は明るくなり、腹を割って話し合ったため、お迎えが重なった時も、
ニコニコと会話を交わすようになりました。(以前は挨拶程度しか交わさなかった。)
園長先生からも、「意見があればどんどん教えてください。中にいると分からないことも多いので。」と
言ってもらい、園との関係を崩すことなく、一応解決したのでほっとしてます。
この先時間がたつと、また問題は再燃焼してきそうですが、とりあえずはメデタシメデタシ
保護者は怖い。預ける側と関係がこじれると、危険きわまりない。
そして、保護者間の関係も細心の注意を払う必要がある。
↑
今回のことで、あらためてツキヒメが学んだことです
いろいろと大変でしたね〜。
私は保育園生活で、同じ学年のお母さん同士の
飲み会があったり、担任の先生とは面談があったりと、
交流があったのですが、話し合える環境があるのは、
大切なんですね〜。
今回の一件で、きっと、よい関係になれたのでは?
ツキヒメさんご夫婦の、迅速な対応あってこそ
ではないでしょうか?ほんと、おつかれさまでした!!!
by qooo (2012-01-03 05:32)
★qoooさんへ★
ええ、このテのストレスは初体験で、いや~勉強になりました^^;
こういうのがエスカレートすると、よく新聞やテレビで見かけるような
問題になってくるのでしょうね。
必要以上に密な関係は不要ですが、意見の交換はマメにする必要が
あると思いました。。。
by ツキヒメ (2012-01-03 17:58)
★きちママさんへ★
nice!ありがとううございます!
by ツキヒメ (2012-02-12 07:13)