保護者の反乱。きっかけ。ツキヒメの場合。 [いとしの殿下&姫君]
弱視の治療用メガネは、姫君の視力を発達させるというもので、
起きている間は極力メガネをかけて過ごす必要があります。
となると、当然通っている保育園の理解と協力が必要不可欠でして・・・。
こんなして書くとオーバーに聞こえますかね。
通わせているこちらとしては、ただ「メガネをかけた」だけで、
今までと全く変わりない気持ちでいたので、あまり深くは考えていなかったのですが、
受け入れ側の姫君の担任の先生はそうではなかった…(汗)
弱視の診断を受け、さっそくメガネの手配をし、その足で保育園にむかい
「今後、メガネをかけて登園させることになりますが・・・。」と担任のK先生に報告をしに行った
ツキヒメ。
私としてみれば、(自分もかけている)メガネなんて、そんなに特殊なものという認識は
なかったのですが、K先生はそうではなかった。
みるみる顔に緊張がはしり、
「分かりました、姫ちゃんには絵本の読みきかせの時間も極力前に来るように声掛けしますね。」だとか
「こどもたちにも、姫ちゃんは目が見えないんだから注意して遊んでね、と言って聞かせます。」だとか
「保育園でメガネで過ごすのって大丈夫なんですかね。他のおともだちとぶつかってケガでもしたら・・・。
姫ちゃんばかりを見ているわけではありませんし。」だとか
「運動会の練習では激しい動きもあります。そんな時はメガネを外してもいいですか?」だとか・・・
いや、うちの子は目が見えないわけじゃないし、
そんな特別視を望んでるわけでもないし、
子どものメガネは頑丈にできてるってメガネ屋さん言ってるし、
頻繁に外しちゃうと治療の効果が思うように出ないかもしれないし・・・
なんか、こっちも診断受けたばかりで、すごくナーバスになっていたところに、こう言われると
先生の言葉がとても冷たく聞こえてしまいました。
K先生もメガネをかけた子を預かった経験はほとんどないと話してたので、
その不安もあったのでしょうけど・・・。
でも、そんなにメガネって特別な装具ですか???
この担任のK先生。御年ツキヒメより2つ上。
けして新米ではなく、むしろ保育園の中ではベテラングループに属しており、
園長先生の実娘だったりします(^^;)
殿下も年中、年長とお世話になり、ツキヒメとの付き合いは3年目。
殿下との相性もよく、去年、一昨年とまったくストレスない関係を築いてきてたのですが
どうも姫君とは相性がイマイチ(?)でして、今年に入ってツキヒメの方もだんだんK先生に対して
「?」な部分が増えてきていました。
そんなところに、さらにこう言われて、ますます気持ちが離れていくのを感じました。
「すみません、ご迷惑をおかけします。」と話しながらも、
今まで何にもなかったのに、なんだか一気に自分の娘が「手のかかる子」の烙印を
押されたような気がして、すごく悲しい気持ちになりました。
「とにかく、(メガネを固定する)バンドを・・・、すぐにバンドを用意してください!」とK先生。
※バンドってこういうのです→★
いや、すぐに買いに行けといわれても、こっちも仕事もあるし週末まで待って・・・という気持ちあり
翌日メガネだけで登園させたら、「お母さん、姫ちゃんバンドをしてませんね。
お願いしますと、昨日お話しましたよね!」と朝から職場にまで電話がかかってくる始末。
その日お迎えに行った時も、「運動会の練習をさせる時も(そのころ練習が大詰めでした)
やっぱり見ててハラハラするんですよね。練習の時間は外させてもらっていいですか?」だとか。
「いや、バンドは至急探してきますが、メガネを外していいかどうかは病院の方にも確認を
取らせてください。」と食い下がりつつも、「これってやっぱ個人のワガママなのか。集団生活を
送らせるには、我慢も必要なのか・・・」とちょっと弱気に・・・。
いや、姫君には最善の、そして最短の治療をさせねばーーー!
「バンドは今、在庫がなくて・・・」とか「子どものメガネは耳にかける部分も、鼻にあたる部分も
工夫されているので、バンドにこだわらなくても少々の運動は大丈夫ですよ。」とメガネやさんに
言われつつも、バンドを持たせないと、先生が姫君にチクチク小言を言いやしないかと
妙な強迫観念が頭を回り、店をハシゴし、病院にも相談し・・・
なんかヨレヨレ~になってしまったツキヒメでした。
病院で、姫君を担当してくれている視能訓練士さんからは「いや、極力メガネで過ごす時間は
作ってあげてください。何でしたら、私から保育園の先生に話してみましょうか?」と言ってもらい
すごくありがたく感じつつも、これは切り札で取っといた方がいいと考え、「もう一度私から
先生には話してみます。バンド装着で園生活が軌道にのってきたら、先生も少しは慣れてくるかも
しれませんし・・・。」と丁重に断り、再度担任の先生に切々と事情を話し、何とか理解して(???)
もらいました。
保育園の他の先生やクラスの友達からは「姫ちゃん、ピンクのメガネがキュートですね。」
「似合ってますね、かわいい」と言ってもらい、姫君本人は「○○ちゃんからかわいいって言われた~」と
にこやかにメガネでの登園を続けてくれることが救いでした。
でも、K先生に対する猜疑心は消えたわけではなく、
こどもたちに悟られないように、K先生に対する愚痴を、ダンナにブツブツ言う日々が続きました。
そんなある日・・・
(つづく)
起きている間は極力メガネをかけて過ごす必要があります。
となると、当然通っている保育園の理解と協力が必要不可欠でして・・・。
こんなして書くとオーバーに聞こえますかね。
通わせているこちらとしては、ただ「メガネをかけた」だけで、
今までと全く変わりない気持ちでいたので、あまり深くは考えていなかったのですが、
受け入れ側の姫君の担任の先生はそうではなかった…(汗)
弱視の診断を受け、さっそくメガネの手配をし、その足で保育園にむかい
「今後、メガネをかけて登園させることになりますが・・・。」と担任のK先生に報告をしに行った
ツキヒメ。
私としてみれば、(自分もかけている)メガネなんて、そんなに特殊なものという認識は
なかったのですが、K先生はそうではなかった。
みるみる顔に緊張がはしり、
「分かりました、姫ちゃんには絵本の読みきかせの時間も極力前に来るように声掛けしますね。」だとか
「こどもたちにも、姫ちゃんは目が見えないんだから注意して遊んでね、と言って聞かせます。」だとか
「保育園でメガネで過ごすのって大丈夫なんですかね。他のおともだちとぶつかってケガでもしたら・・・。
姫ちゃんばかりを見ているわけではありませんし。」だとか
「運動会の練習では激しい動きもあります。そんな時はメガネを外してもいいですか?」だとか・・・
いや、うちの子は目が見えないわけじゃないし、
そんな特別視を望んでるわけでもないし、
子どものメガネは頑丈にできてるってメガネ屋さん言ってるし、
頻繁に外しちゃうと治療の効果が思うように出ないかもしれないし・・・
なんか、こっちも診断受けたばかりで、すごくナーバスになっていたところに、こう言われると
先生の言葉がとても冷たく聞こえてしまいました。
K先生もメガネをかけた子を預かった経験はほとんどないと話してたので、
その不安もあったのでしょうけど・・・。
でも、そんなにメガネって特別な装具ですか???
この担任のK先生。御年ツキヒメより2つ上。
けして新米ではなく、むしろ保育園の中ではベテラングループに属しており、
園長先生の実娘だったりします(^^;)
殿下も年中、年長とお世話になり、ツキヒメとの付き合いは3年目。
殿下との相性もよく、去年、一昨年とまったくストレスない関係を築いてきてたのですが
どうも姫君とは相性がイマイチ(?)でして、今年に入ってツキヒメの方もだんだんK先生に対して
「?」な部分が増えてきていました。
そんなところに、さらにこう言われて、ますます気持ちが離れていくのを感じました。
「すみません、ご迷惑をおかけします。」と話しながらも、
今まで何にもなかったのに、なんだか一気に自分の娘が「手のかかる子」の烙印を
押されたような気がして、すごく悲しい気持ちになりました。
「とにかく、(メガネを固定する)バンドを・・・、すぐにバンドを用意してください!」とK先生。
※バンドってこういうのです→★
いや、すぐに買いに行けといわれても、こっちも仕事もあるし週末まで待って・・・という気持ちあり
翌日メガネだけで登園させたら、「お母さん、姫ちゃんバンドをしてませんね。
お願いしますと、昨日お話しましたよね!」と朝から職場にまで電話がかかってくる始末。
その日お迎えに行った時も、「運動会の練習をさせる時も(そのころ練習が大詰めでした)
やっぱり見ててハラハラするんですよね。練習の時間は外させてもらっていいですか?」だとか。
「いや、バンドは至急探してきますが、メガネを外していいかどうかは病院の方にも確認を
取らせてください。」と食い下がりつつも、「これってやっぱ個人のワガママなのか。集団生活を
送らせるには、我慢も必要なのか・・・」とちょっと弱気に・・・。
いや、姫君には最善の、そして最短の治療をさせねばーーー!
「バンドは今、在庫がなくて・・・」とか「子どものメガネは耳にかける部分も、鼻にあたる部分も
工夫されているので、バンドにこだわらなくても少々の運動は大丈夫ですよ。」とメガネやさんに
言われつつも、バンドを持たせないと、先生が姫君にチクチク小言を言いやしないかと
妙な強迫観念が頭を回り、店をハシゴし、病院にも相談し・・・
なんかヨレヨレ~になってしまったツキヒメでした。
病院で、姫君を担当してくれている視能訓練士さんからは「いや、極力メガネで過ごす時間は
作ってあげてください。何でしたら、私から保育園の先生に話してみましょうか?」と言ってもらい
すごくありがたく感じつつも、これは切り札で取っといた方がいいと考え、「もう一度私から
先生には話してみます。バンド装着で園生活が軌道にのってきたら、先生も少しは慣れてくるかも
しれませんし・・・。」と丁重に断り、再度担任の先生に切々と事情を話し、何とか理解して(???)
もらいました。
保育園の他の先生やクラスの友達からは「姫ちゃん、ピンクのメガネがキュートですね。」
「似合ってますね、かわいい」と言ってもらい、姫君本人は「○○ちゃんからかわいいって言われた~」と
にこやかにメガネでの登園を続けてくれることが救いでした。
でも、K先生に対する猜疑心は消えたわけではなく、
こどもたちに悟られないように、K先生に対する愚痴を、ダンナにブツブツ言う日々が続きました。
そんなある日・・・
(つづく)
こういう事は、確かに周りの理解が必要ではありますが、
こういう言われ方をすると、ちょっと嫌な気持ちになりますね(>_<)
たまたまここにはいないかもですが、
ちいさい頃からメガネをかけている子もいるわけですしね。
何とかよい方向へ向かうとよいですよね・・・。
by sasasa (2011-12-10 11:19)
おつかれさまです〜。
おっしゃる通り、先生に不安な面持ちをされると、
預ける方も、ハラハラしますよねえ。。。
先生の性格的なものもあるんでしょうが。
ちょっと、複雑なツキヒメさんのお気持ち、
ほんとにお察しします〜。
でも、姫君の治療が、第一ですもんね。
どうぞ、これからも頑張ってくださいね。
続きが、気になる〜。
by qooo (2011-12-11 06:23)
なんか~~~読んでて、私までその先生にイライラ・・・
もしかするとすぐにクレームつける親が多くて、
あれやこれやと先生の方も警戒するんでしょうか。
園長の娘である先生とか、なんか見えない緊迫感も感じてしまいました。
早く先生の理解を得られるといいですね。
by えるむ (2011-12-14 11:08)
読んでるだけでも、「言い方きついなぁ・・・」と思いますね。
先生がなんだか神経質すぎな感じもします・・・。
私もこんな言い方されたら精神的な参ってしまいます(泣)
ツキヒメさん、頑張ってください!!
つづきが気になるよ~!!!
by tanpopo (2011-12-18 21:25)
★sasasaさんへ★
それぞれがそれぞれの言い分を譲らないと、だんだん関係悪化に
発展してしまいます。
人と良好な関係を築くというのは難しいものです。
★qoooさんへ★
ありがとうございます。
今では、先生も慣れてきたのか、特に話題にはならなくなりました。
その頃、運動会前で、先生もピリピリしてたのかもしれません・・・。
★えるむさんへ★
>もしかするとすぐにクレームつける親が多くて、
あれやこれやと先生の方も警戒するんでしょうか。
多分、この理由は大きいと思います。
さらに「自分は他の先生達の模範にならねば。」という気負いも
あるのだと思います。
先生もきついのでしょうけどね・・・でもね・・・。
★tanpopoさんへ★
ええ、1つ1つの経験が、人を強く、ずぶとくします・・・^^;
こっちがファイティングポーズになると、相手もそうなりますから
できれば穏便に過ごしたいところですがね・・・。
by ツキヒメ (2012-01-03 17:53)