義父の旅立ち [徒然雑記]
先日、一緒に住んでいた主人の父が亡くなりました。
ずっと肝臓の病を患っていて闘病生活も長かったのですが、
逝く時は1人静かに旅立っていきました。
亡くなる日の前日、家族みんなでお見舞いに病院を訪れたのが
さいごとなってしまいました。ちょうどその日は殿下の卒園式で、
午前中もらったばかりの卒園証書を病室に持っていき、義父に
卒園の報告をしたところでした。
ホントは4月からの殿下の入学式を心待ちにしていたのですが、
少し間に合いませんでした。
一緒に住むようになって、約1年半。
身の回りのお世話はすべて義母に任せっきりだったけど、
でも、ささやかながら同じ時間を過ごすことができて
よかったかなと思っています。
まっすぐな性格で、寡黙だけど家族に対して愛情をいっぱい注ぐ
義父でした。
ツキヒメが仕事から帰ってくると、いつも「おかえり。寒かったろ。」
と、必ずねぎらいの言葉をかけてくれたり、くしゃみ一つすると
「風邪ひいてないね?体に気をつけんといけないよ。」と
体調を気遣ってくれる義父でした。
買ってもらったばかりのランドセルを背負った殿下を見て、大きくうなずいたり
「じーちゃん、どーぞ。」と姫君から髭剃りを差し出されて、目を細めていた顔が
今でもはっきり記憶に残っています。
お葬式の時、涙を流していた殿下。
こうしてお別れすることはホントに寂しいけど、
この世に生を受けたものは必ず空に帰っていくということ。
それは、殿下や姫君にもきっと伝わったと思います。
ずっと肝臓の病を患っていて闘病生活も長かったのですが、
逝く時は1人静かに旅立っていきました。
亡くなる日の前日、家族みんなでお見舞いに病院を訪れたのが
さいごとなってしまいました。ちょうどその日は殿下の卒園式で、
午前中もらったばかりの卒園証書を病室に持っていき、義父に
卒園の報告をしたところでした。
ホントは4月からの殿下の入学式を心待ちにしていたのですが、
少し間に合いませんでした。
一緒に住むようになって、約1年半。
身の回りのお世話はすべて義母に任せっきりだったけど、
でも、ささやかながら同じ時間を過ごすことができて
よかったかなと思っています。
まっすぐな性格で、寡黙だけど家族に対して愛情をいっぱい注ぐ
義父でした。
ツキヒメが仕事から帰ってくると、いつも「おかえり。寒かったろ。」
と、必ずねぎらいの言葉をかけてくれたり、くしゃみ一つすると
「風邪ひいてないね?体に気をつけんといけないよ。」と
体調を気遣ってくれる義父でした。
買ってもらったばかりのランドセルを背負った殿下を見て、大きくうなずいたり
「じーちゃん、どーぞ。」と姫君から髭剃りを差し出されて、目を細めていた顔が
今でもはっきり記憶に残っています。
お葬式の時、涙を流していた殿下。
こうしてお別れすることはホントに寂しいけど、
この世に生を受けたものは必ず空に帰っていくということ。
それは、殿下や姫君にもきっと伝わったと思います。
2011-04-01 05:05
コメント(4)
いつかはこういう日がやってくるとわかっていても、いざ現実にその日がくると、
やはり寂しいものですよね。
殿下も姫君もこういう事は初めてなのかな。
でもきっと伝わっていますよ。
by sasasa (2011-04-02 20:21)
私が「生を受けたものは必ず空にかえっていくこと」が解ったのは愛犬が小学生の時に亡くなったときです。
とてもよい経験でした。
本当に命の重要さ、重さ、大切さが解りましたから。。。
殿下君もさよならは辛いけど、凄く良い経験ですね。
ねぎらいの言葉をかけてくれるなんて本当に素敵な義父さんですね。
by tanpopo (2011-04-10 20:20)
★sasasaさんへ★
ありがとうございます。
そうなんです。必ずお別れってある。
物心ついてからは、殿下も姫君も初めて
です。多分きっと伝わったものはあるはず。
★tanpopoさんへ★
保育園の先生からも同じ事を言われました。
毎日きちんと手を合わせている子ども達を
見ていると、こちらが教えられるような
気がします。
by ツキヒメ (2011-04-19 00:38)
コメント、遅くなってしまいました。
とてもお優しい方だったのですね。
殿下君も、寂しかったでしょうね。
その優しさを胸に、一回り強くなって
いく事でしょう。
いつも、天国から、ツキヒメさんご一家を、
見守って下さってますね。
by qooo (2011-05-02 23:44)